きずな町物語とは
きずな町に勤務する
駐在さんが、町に暮らす
シルバー世代の方々を
交通事故や特殊詐欺、
家庭内での事故から
守るために奮闘する
ドラマ仕立ての映像です。
数百年に一度、夜空を無数の流れ星が彩る夜が明けると、町に住む誰かと誰かの心と体が入れ替わってしまうという言い伝えがある「きずな町」。ここで暮らす3つの家族が巻き込まれた不思議な物語。相手の体になることで気づき、芽生える思いやりの気持ち。でも、この入れ替わり、一体いつまで続くのか・・・。
歳を重ね、昔は危なげなかった車の運転にも少し危険を感じるようになった父の弘。そんな父・弘の体と息子・拓哉の体が入れ替わってしまう!父の体で出歩く息子の拓哉、いつもなら気にならない夜の運転の際にも交通事故の危険が・・・。
近所でシルバー世代の特殊詐欺被害が発生するも、自分はだまされるわけが無いと自信満々なシルバー世代のさと子と嫁の美佳。そんな2人の体が入れ替わってしまったところに、特殊詐欺の魔の手が・・・。
まだまだ体力には自信がある祖父・大作と、祖父を年寄り扱いする孫の悠斗の体が入れ替わってしまった!祖父の体になり、食事や階段の昇り降りを困難に感じる孫の悠斗。祖父の周りにはたくさんの危険があることに気づき・・・。
この地に来て早3年の駐在 渡部健太が、シルバー世代を、交通事故や詐欺被害から守るために奮闘する物語。「意識」と「行動」のズレを自覚し始めたシルバー世代や、自分が詐欺に遭うわけがないと思っていたシルバー世代など、この町に住む人々を舞台にした心温まるストーリーです。
孫と遊ぶことが今の生きがいの田中作造さんは、
「まだまだ若い」と自信たっぷり。
しかしある出来事をきっかけに、自身の「意識と行動のズレ」を
自覚するようになります。
そんな矢先に、作造さんに交通事故の危険が・・・
夫に先立たれ、一人息子は都会で働いているため、
今は一人で暮らす春子さん。
若いころから「しっかりもの」で通っている春子さんは、
シルバー世代を狙った詐欺の報道をテレビで見て、
「なんで騙されるのかしら?私なら絶対にひっかからないわ」と
自信満々。しかし、そんな春子さんのもとに1本の電話が・・・